今年(2000年)は米国大統領選挙の年ですね.
皆さんご存じのように,大統領選挙は4年ごとの11月に行われます.
私がMosineeで過ごした年も,ちょうど大統領選挙がありました.
大統領選挙は間接選挙です.簡単に仕組みを説明します.
@党内で大統領候補,副大統領候補を選出.
A有権者が各州単位で大統領選挙人を選挙.
実質的には民主党と共和党のどちらかを選択するようなものです.
B各州で選ばれた大統領選挙人が大統領を選挙.
実際には,各州での大統領選挙人が選ばれた時点で大統領は決まったようなものです.
日本の選挙では,投票は記名式ですよね.
アメリカ全土一般でそうなのかはわかりませんが,私が見学させてもらった
Mosineeの投票所では,機械で投票をしていました.
私が見せてもらった投票機は,
右の写真のようなものでした.
最上段の青い部分が大統領選挙人の投票部分で,
政党を代表する大統領・副大統領候補者の名前が書いてあり,
この中から一つ選んでボタンを押します.
連邦議会の上院・下院の一部の改選,地方選挙の投票も同時に行われていたようで,
最上段に役職,2段目以下には政党の名前が書いてあって,
それぞれの政党の候補者が挙げられていました.
6党ばかり名前は書いてあったのですが,
実際に候補者があがっていたのは民主党と共和党のみだったので,
下の方の党にはボタンすらもついていませんでした.
1党からは1人の候補というのが原則でしたから,
民主党と共和党の候補からどちらかを選んで,
ボタンを押します.
最後に下の赤いレバーをガチャリと倒すと,
投票したことになるのです.
(機械の説明がわかりにくいようでしたら,こちらを参照してください.)
日本の選挙のように各人が候補者の名前を紙に記入して提出する方式は,
開票にも時間がかかるし,字が判読不能という理由で無効票となることもあります.
この機械式投票,集票作業を早く簡単に行うためというだけではなく,
無効票も少なくするという利点があると思います.
候補者個人を選ぶというよりも,政党を選択するという性質の選挙ですから,
「こっち!」とボタンを押す感覚でもよいのかもしれません.
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